活動日誌

御車山まつり

2016-05-01

国の重要有形・無形民俗文化財「高岡御車山(みくるまやま)祭」今年も、匠(たくみ)の技を結集した山車(やま)7基が、400年の時を超えて、歴史都市・高岡のまちを華やかに彩りました。北陸新幹線会開業2年目の今年は、全国から、14万5000人もの人々がおいでになり、豪華絢爛の時代絵巻に感動のひとときを過ごしました。今秋には、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産登録が予定されており、伝統の高岡町民文化を今に受け継ぐ町衆の誇りと心意気を世界に発信しました。

御車山祭は、加賀前田家2代当主・前田利長が1609(慶長14)年の高岡開町の際、町民に鳳凰(ほうおう)の飾りが付いた乗り物を与えたのが始まりとされています。国がユネスコに提案している全国33件の「山・鉾・屋台行事」の一つで、中でも、無形(「祭」)と有形(「山車」)の両方の重要民俗文化財に指定されているのは「高岡御車山祭」など全国でも5つだけです。11~12月に開かれる政府間委員会で登録の可否が決まります。市民みんなの財産として、盛り上げてまいりましょう。

 

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