世界的な美術品収集家として知られる伊勢彦信さん(88)が自身の米寿を機会に、郷里の芸術文化の振興に役立つようにと、所有する美術品から富山ゆかりや高岡にふさわしい3点を高岡市に寄贈して頂きました。
寄贈されたのは、富山生まれで幕末から明治期に活躍した日本画家、木村立嶽(りゅうがく)のふすま絵「大和絵」、雅楽のさまざまな舞が描かれた「舞楽図巻物」、ルパート・スミス(米国)がアンディ・ウォーホルと共同制作した「ジャパン・シリーズ」のうち、カメラを題材にしたシルクスクリーン「NIKON-AF/N8008」の3点です。
市としては、「NIKON-」をカメラ館に展示するなど、寄贈作品を市民に公開し、活用していきたいと考えています。