活動日誌

御車山祭り

2015-05-01

国重要有形・無形民俗文化財「高岡御車山(みくるまやま)祭」が、高岡市中心部で行われ、金工や漆工など伝統工芸の技を駆使した山車(やま)7基がまちを華やかに彩りました。

北陸新幹線が開業し、山町筋に高岡御車山会館が開館して初めての御車山祭とあって、県内外から大勢の観光客らが訪れ、日本遺産に認定された高岡の町民文化を代表する祭りの伝統美を堪能しました。

観光客らが見守る中、山車は国重要伝統的建造物群保存地区の山町筋などを車輪をきしませて進みました。高岡御車山会館前は特ににぎわい、大勢の人がその迫力を楽しみました。

同祭は、加賀藩祖の前田利家が豊臣秀吉から譲り受けた鳳凰(ほうおう)の飾りが付いた乗り物を、2代利長が高岡開町の際に町民に与えたのが始まりとされています。無形と有形の両方の重要民俗文化財に選定されているのは全国で5件のみです。来年のユネスコ世界無形文化遺産登録に向けて手続きが進んでいます。

 

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