活動日誌

「魯山人の宇宙」開会式

2015-09-11

高岡市美術館で、北大路魯山人のコレクションを集めた「魯山人の宇宙展」が開催されています。

11日には開会式が行われ、12日から10月18日まで一般公開されます。北陸新幹線開業記念、新高岡市誕生10周年を記念して企画されたこの展覧会は、今年の市美術館の「目玉事業」の一つ。魯山人は、篆刻を初めとして、備前焼や織部焼など、全国の様々な陶芸技法を取り入れた独創的な作風を確立し、食を追求する中で「生きた器」を模索したと言われています。「用の美」は高岡鋳物師が求めてきた美術工芸の姿に通じ、最近、高岡工芸界が挑戦しようとしている、「器と食」の「コラボ」の偉大な先駆けを見せてくれます。今回、展示されている作品は、アメリカの「カワシマコレクション」から里帰りした未使用のものや、「笠間日動美術館」のコレクションから厳選したもので、開会式には、笠間日動美術館の長谷川徳七館長にもご出席いただきました。

 

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