活動日誌

2016年年頭に当たって

2016-01-01

皆さん、明けましておめでとうございます。

2016年(平成28年)の新春を、ご家族お揃いでめでたくお迎えになったことと存じます。

さて、北陸新幹線開業から2年目を迎える今年は、高岡が新しいまちづくりのステージへ歩みを進める年です。

ポスト新幹線のまちづくりでは、新幹線新高岡駅から高岡駅を経て山町筋や金屋町などの歴史地区へと結ぶ「都心軸」に沿って、拠点的な整備を進め、これらをつないでコンパクトな都市機能の集積を図ります。特にその中心となる高岡駅周辺では、駅前東地区で、新しい看護専門学校が入居する再開発ビルの建設に着手し、29年度春の学校開校を目指します。同地区の開発構想に従って民間ホテルの建設がスタートしています。さらに駅前の末広町地区でも民間の再開発事業計画が進行しています。

新高岡駅前地区でも、昨年末に民間ホテルが着工し、こちらも29年春のオープンを予定しています。

ポスト新幹線の都市構造構築に向けた動きがいよいよ姿を見せる年となります。。

人口減少はじめとする構造的な課題に真っ正面から取り組み、地方創生の実をあげるため、昨年、「未来高岡総合戦略」を策定しました。今後5カ年で38施策、108事業を戦略的に実施し、「稼ぐ力」を伸ばして魅力的な「しごと」を創出し、若い世代の「ひと」を呼び込むとともに、これらの人々が子を産み育てやすい、住んでみたい、住んでよかったと思える「まち」を創ることに全力をあげてまいります。

そのためにも、年内のユネスコ世界無形文化遺産登録が予定されている「御車山祭」をはじめ、日本遺産に認定された高岡市の歴史や文化を大切にして、誇りを持って世界に発信することが重要です。そしてこれらの資産を磨き、つなぐこと、そのために必要な「創造の場」の形成を通じて、高岡の新しいステージにふさわしい文化創造都市構想を推進してまいります。

「ネクスト・ステージ」を迎える高岡の取り組みに市民の皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。