活動日誌

後援会高樹会合同役員会 市長挨拶要旨

2020-12-08

高橋まさき後援会、高樹会会員の皆様
早いもので、私が市長に就任して以来、来年7月で3期12年になります。この間、私を温かくお見守りいただき、物心両面にわたり、ご理解、ご協力いただいてまいりました。心から感謝申し上げます。
さて私は、去る7日、12月市議会の本会議において、市長としてこの任期限りとしたい旨を表明いたしました。これまでお支え頂いた皆様方に真っ先にご相談申し上げるべきところ、唐突なことで、驚かれた方も多いことと存じます。3期12年を一つの区切りとして自ら決すべきものと長く心に決めてきたことであり、お許し頂きたいと存じます。
開町400年という記念すべき年に市長に就任した私にとって、歴史文化のまちづくりはいわば天命とも言うべきテーマでありました。以来、2つの日本遺産、3つの重伝建地区指定、ユネスコ無形文化遺産登録などが実現しました。また、高岡市民、富山県民の半世紀にわたる悲願であった北陸新幹線の開業。そして、これにあわせて、高岡駅、新高岡駅とその周辺は見違えるようになり、都市の構造改革が進んでいます。学校再編と小中一貫教育、ICTを活用したひとづくり等、将来を見据えた課題に果敢に挑戦してまいりました。ご心配をおかけしていました財政健全化も、プログラムに則り計画的に着々と進捗しており、目標達成への見通しを付けることができました。中心市街地も、大和撤退後約1年あまりで、まちの核となるセリオビルにはeスポーツや子ども広場など多くのテナントが入居しました。幅広い世代が楽しく交流できる場所として生まれ変わりつつあります。
全国、全世界で猛威を振るう新型コロナウィルス感染症拡大はなかなか衰えを見せませんが、幸い高岡では、これまで大きなクラスターの発生もなく、推移しております。
残された課題は多くありますが、これらの課題に果敢に挑戦し、多くの成果を得、ケジメをつけることができたと考えています。
これからの残された任期中、現下の課題の解決と方向付けに全力を尽くし職責を全うしてまいりますので、引き続き、ご支援、お力添えを頂きますようお願いしまして、ご報告とさせて頂きます。