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活動日誌

高峰譲吉博士の別荘・松楓殿「松楓の間」再現展示

2020-03-27

高岡市生まれの化学者、高峰譲吉博士が、明治時代に日米親善の社交場とした米国ニューヨーク州の別荘、松楓殿の「松楓の間」を高岡商工ビルに再現し、一般公開が始まりました。
高峰譲吉博士は、1854年に高岡市に生まれ、消化酵素のタカヂアスターゼやホルモンのアドレナリンを純粋に取り出すことに成功した世界的化学者であるとともに、富山県のアルミ産業の発展や日米親善・民間外交に尽くされました。松楓殿は明治期の米国の万博メインパビリオンとして建造された後、譲り受けた高峰博士がニューヨーク州に移築したものです。
記念の式典では、松楓殿の所有者で部材や家具などを高岡市に寄贈して頂いた滝富夫氏(高峰譲吉博士研究会副理事長)を高岡市特別功労者として表彰しました。
また、当日から2日間、は商工ビル2階ホールで、松楓殿の調度品などを中心に、市博物館所蔵品などを加えて、高峰博士ゆかりの品々を展示した「再現記念特別展」が行われました。

松楓殿

松楓殿2