5月1日に行われる高岡御車山祭を前に、命をかけて御車山の由緒を守った津幡屋与四兵衛の遺徳をしのぶ「与四兵衛祭」が、竹田彰宏保存会長(64)=源平町=ほか、御車山を所有する山町の理事らの出席のもと、関野神社で行われました。与四兵衛は、江戸時代に二番町の若衆頭だった人物で、放生津の山車(やま)が、「同じ形のものを作らない」という高岡との誓約を破ったことに憤り、けんか騒動になり投獄されました。投獄された後も、高岡御車山の由緒と正統性を訴え続け、この後、高岡御車山のような山車をほかで用いることを禁止する差し止めの裁定がされたそうです。
活動日誌
与四兵衛祭
2019-04-03