高岡市に生まれ、明治から大正にかけて活躍した世界的な科学者、高峰譲吉博士をたたえる催しが、博士の誕生日の11月3日、生誕地跡の高峰公園で行われました。地元の小学生などおよそ80人が出席し、「高峰博士を讃える歌」を合唱、博士の胸像に献花しました。科学者高峰譲吉は、アメリカを主な舞台に活躍し、止血などに効果がある「アドレナリン」の結晶化をはじめ多くの業績を残し、日米の友好親善にも力を尽くしました。
高岡市では、高峰博士が、ニュ-ヨ-ク郊外で日米友好親善の場として活用した別荘「松楓殿」の一部を再現する取り組みが進められています。
会場では「高峰科学賞」の授与式も行われ、ゴムの風船をしぼみにくくするなどユニ-クな視点で実験を行った市内の小学生5人と中学校1校に、賞状と記念の盾が贈られました。
活動日誌
高峰譲吉博士生誕祭
2019-11-03